1970年に仙台の高校の美術部の顧問の先生から紹介されたシルクスクリーンの技法は、私にとっては衝撃的な出会いとなってしまったのです。
1976年最初は美学校〜岡部シルクスクリーン工房出身の仲間4人で東京は横田基地のある福生の米軍ハウスを工場として設立されました。
当時はTシャツだけではなくポスターや看板まで幅広くスクリーン印刷の仕事やっていました。
夏はオリジナルのTシャツを販売して秋には解散して翌年の春に再結成してTシャツを販売するという様な事を2年くらい続けていました。
当時は渋谷や池袋のPARCOなどでいくつかのオリジナルTシャツ屋さんと一緒に夏限定の催事としてお店を出してオリジナルTシャツを売っていました。
まだその頃はオリジナルのTシャツを売るお店は珍しく結構な売り上げをあげていました。
売れた分のTシャツはその日の夜に工場でプリントされて翌日には補充されるというなんとも効率的なTシャツ屋でした。
PINEAPPLE GOODSのお店の中はこんな感じでTシャツが溢れていました。
写真は当時の私です。
1983年には国立にプリントショップ“Pine"をオープンさせました。
国立は学生の街なのでTシャツのオーダーをしに来てくれる学生の方がいたり、お店のTシャツを注文してくださるお店の方たちがいたりしていました。
国立のお店の中はお洒落なカフェの様でオリジナルTシャツや雑貨などが並んでいました。
国立でお店をやっていた事はとてもいい経験になりましたがお店は3年ほどで閉店してしまいました。